イタリア初めて観光ガイド

初めてイタリア観光するのでガイドブックをみているんだけど、よくわからない……というアナタのための観光ガイド

フィレンツェ観光を楽しむためのルネサンス入門

フィレンツェは「ルネサンスの街」であることはガイドブックにのっているので知っているかと思います。でも「ルネサンス」の意味はわかりますか? 『ネット検索しても難しすぎてわからなかった……』という人も多いのではないでしょうか? というか管理人がそうだったんですけど(-_-メ)。

ということでルネサンスの街フィレンツェを観光を楽しむために、「ルネサンス」の基本のキを学んでみましょう。

それでは、そもそものルネサンスの意味から見ていきましょう。

ルネサンスって?

ルネサンスを説明すると……

「中世の時代、紀元前の古代ギリシア・古代ローマ文明は、キリスト教会の教えにより忘れ去られていた。しかし、近世となった14世紀ごろになって再び見直され、芸術・建築・文学などあらゆるものに反映された。そして16世紀にかけてヨーロッパ中に拡がっていった。」

になります。「ルネサンスは再生・復活を意味する」とよく説明されますが、「紀元前に栄えた古代ギリシア・古代ローマ文明が、14世紀になって再生・復活した」という意味だったんですね。ということで、もう少し詳しく見ていきましょう。

中世の時代、、、イタリアをはじめとするフランス・ドイツなど西ヨーロッパ地域は「キリスト教会の厳しい教え」がもっとも尊重(そんちょう)された時代でした。

近世となった14世紀ごろになるとだんだんと経済や商業が発展してきました。すると『教会の厳しい教えが、大切なのもわかるけどさぁー、もうちょっと自由とかあってもいいんじゃん?(by当時のフィレンツェの若者風)』といった雰囲気になっていきました。

さらに『キリスト教会が否定してきた古代ギリシア・古代ローマ時代の彫刻って、男は筋肉もりもりの肉体美がかっこいいし、女は肌を露出してちょっとエロイけど綺麗だし、なんだか生き生きした人間らしくってステキ♪』と感じる人がフィレンツェに次々とあらわれます。

こうして、中世の時代に忘れ去られていた紀元前の古代ギリシア・古代ローマ文明が、近世となった14世紀ごろになって再び見直されて芸術・建築・文学などあらゆるものに反映され、16世紀にかけてヨーロッパ中に拡がっていった……これが「ルネサンス」です。

ということで、次にルネサンスの具体的作品を見てみましょう……

ルネサンスの作品

ということで「ルネサンス」の基本のキは、わかったと思います。ここでルネサンスの具体的作品と、その作品が古代ギリシア・古代ローマ文明のどの作品に影響を受けたのかをみてみましょう。

ヴィーナスの誕生

たとえばルネサンスといえば、歴史の教科書にかならず載っているボッティチェリさんの絵画作品「ヴィーナスの誕生」です。こちらはフィレンツェのウフィッツィ美術館に置いてあります。セクシーですよね(●´ω`●)。→ヴィーナスの誕生 -Wikipedia-

この「ヴィーナスの誕生」は、古代ギリシアの「ウェヌス・アナデュオメネ」というイメージに着想を得たのではといわれています。こちらもセクシーです。→ウェヌス・アナデュオメネ -Wikipedia-

余談ですが管理人がイタリアへ行った時、「ヴィーナスの誕生」が置いてあるウフィッツィ美術館内では写真撮影が禁止でした。今は写真撮影OKなのでぜひ「ヴィーナスの誕生」を撮影してきてくださいネ。

ダビデ像

こちらも歴史の教科書でかならず載っているミケランジェロさんがつくったダビデ像。フィレンツェのベッキオ宮殿前に置いてある彫像です。筋肉もりもりで、しかもすっぽんぽん(●´ω`●) このダビデ像は古代ギリシアの「ラオコーン像」に大きく影響を受けたといわれています→ラオコーン像 -Wikipedia-

余談ですが、写真でご紹介しているダビデ像は、そのむかし本物があった位置に置かれているレプリカです。本物はフィレンツェの「アカデミア美術館」にあります。

大聖堂の丸天井

フィレンツェ観光といえばコレ!イタリア観光のパンフレットといえばコレ!という定番のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の丸天井(=クーポラ)は、ブルネレッスキさんが完成させました。

そのブルネレッスキさんは、丸天井を完成させる前にローマへ行って、古代ローマ時代の建物を研究してきました。特にこちらのパンテオンの美しさに関心を持ちました。ちょっと見ずらいですが、写真左の後方が丸天井になっています。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の丸天井を作るとき、きっとこのパンテオンに大きく影響を受けたのでしょう。

余談ですが、ブルネレッスキさんが行った頃のローマは、古代ローマの遺跡が埋もれていて、草木が生い茂り(おいしげり)、田舎町になり果ててしまっていました。そんな中から掘り起こして、古代ローマの建築学を研究して、サンタ・マリア・デル・フィオーレに反映し完成させた、、、これはまさにルネサンス(復活・再生)ですね。

まとめ

ということで、フィレンツェ観光を楽しむために「ルネサンス」の基本のキを学んできましたがいかがでしたでしょうか? 念のためもう一度、ルネサンスをおさらいして終わりにしましょう。

「中世の時代、紀元前の古代ギリシア・古代ローマ文明は、キリスト教会の教えにより忘れ去られていた。しかし、近世となった14世紀ごろになって再び見直され、芸術・建築・文学などあらゆるものに反映された。そして16世紀にかけてヨーロッパ中に拡がっていった。」

それでは、ルネサンスの街「フィレンツェ」を楽しんできてくださいネ。