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アルファロメオのエンブレムの由来は、ミラノとの揺るぎない絆?

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ミラノ
引用元:See page for author, CC0, via Wikimedia Commons

アルファロメオのエンブレム由来は、「ミラノとの揺るぎないきずなということを、知っていますか?

「ミラノとの揺るぎないきずな」は、ミラノを象徴する以下の2つのシンボルで表しています。

  1. ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ(エンブレム右側)
  2. ミラノの旗「白地に、赤十字」(エンブレム左側)

ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネが、ミラノを象徴するシンボルとなっているのは、中世から現代にいたるまで、政治・経済・文化などあらゆる面において、ミラノを発展させてきた名門だからです。

ミラノの旗「白地に、赤十字」が、ミラノを象徴するシンボルとなっているのは、「権威と自治の象徴」だからです。

早読みしたい人は、黄色いマーカー部分を読めば、内容がわかるようになっています。

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由来は「ミラノとの揺るぎない絆」

引用:traumautoarchiv.de, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

アルファロメオのエンブレムの由来は、「ミラノとの揺るぎないきずな」です。

それは、アルファロメオ公式サイトの説明をみると、わかります。

L’indissolubile legame con Milano è il fondamento dell’immagine di Alfa Romeo nel mondo.

訳)ミラノとの揺るぎない絆は、アルファ ロメオの世界におけるイメージの礎となっています。

引用:Alfa Romeo-logo

揺るぎないきずな=「永遠のきずな」としても、よいかもしれません。

これは、初代エンブレムをつくった時も、今も変わりませせん。

ミラノを象徴する2つのシンボルで表す

引用:AlfvanBeem, CC0, via Wikimedia Common:

アルファロメオのエンブレムの由来である「ミラノとの揺るぎないきずな」は、ミラノを象徴する以下の2つのシンボルであらわしています。

  1. ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ(エンブレム右側)
  2. ミラノの旗「白地に、赤十字」(エンブレム左側)

では、この2つのシンボルが、なぜ「ミラノとの揺るぎないきずな」をあらわすのか、説明しますね

ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ

撮影者:G.dallorto, Attribution, via Wikimedia Commons

なぜ「ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ(蛇)」が、「ミラノとの揺るぎないきずな」をあらわすのか?

それは、ヴィスコンティ家が、中世から現代にいたるまで、政治・経済・文化などあらゆる面において、ミラノを発展させてきた名門だからです。

ミラノの名所であり代表する文化遺産にもなっているドォーモ(=大聖堂)の建築命令をだしたのも、ヴィスコンティ家。

また群雄割拠した中世イタリアにおいて、唯一イタリアを統一できた可能性があったのもヴィスコンティ家。

さらに時代が下り、近代、イタリアオペラの殿堂スカラ座が、経営危機におちいった時に、救ってきたのもヴィスコンティ家。

現代では、映画監督、脚本家、舞台演出家のルキノ・ヴィスコンティ。

そのためこの「ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ(蛇)」は、中世の時代から現代にいたるまで、脈々と使われているミラノのシンボルの1つとなっているのです。

たとえば、サッカークラブのインテルミラノ、エスプレッソマシンメーカーのベッツェラでも、「ビショーネ(蛇)」が、採用されています。

なお、ミラノの名所スフォルツァ城に描かれているヴィスコンティ家の「ビショーネ(蛇)」を、路面電車の停留所でみた時に、アルファロメオのエンブレムのアイデアが生まれました。

ミラノの旗「白地に、赤十字」

引用:Zscout370 at English Wikipedia, Public domain, via Wikimedia Commons

なぜミラノの旗「白地に、赤い十字」が、「ミラノとの揺るぎないきずな」をあらわすのかというと、「権威と自治の象徴」だからです。

1176年、自治都市だったミラノは、神聖ローマ帝国と戦うことになります。

その時、ミラノが中心となって、北部・中部イタリアの多くの自治都市とロンバルディア同盟を、組み、戦いました。

そのロンバルディア同盟の旗印が、ミラノの「白地に赤い十字旗」だったのです。

その後、神聖ローマ帝国に勝利し、「白地に赤い十字旗」の旗印は、「権威と自治の象徴」となります。

そして「白地に赤い十字旗」は、ロンバルディア同盟を組んだ、マントヴァ、ジェノヴァ、ボローニャなど、多くの都市で、紋章の一部となり、現代にいたっています。

つまりミラノの旗「白地に赤い十字」も、中世の時代から現代にいたるまで、ミラノのシンボルとなっているのです。

まとめ

引用元:See page for author, CC0, via Wikimedia Commons

アルファロメオのエンブレム由来は、「ミラノとの揺るぎないきずな」です。

「ミラノとの揺るぎないきずな」は、ミラノを象徴する以下の2つのシンボルで、表しています。

  1. ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネ(エンブレム右側)
  2. ミラノの旗「白地に、赤十字」(エンブレム左側)

ヴィスコンティ家の紋章 ビショーネが、ミラノを象徴するシンボルとなっているのは、中世から現代にいたるまで、政治・経済・文化などあらゆる面において、ミラノを発展させてきた名門だから、です。

ミラノの旗「白地に、赤十字」が、ミラノを象徴するシンボルとなっているのは、「権威と自治の象徴」だからです。


参考文献

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