3月下旬に、東京国立博物館で開催されていたポンペイ展2022へ行ってきました。考古学・歴史ど素人にもかかわらず、すっごく興奮、そして楽しい展覧会でした。
平日にもかかわらず多くの人が来場していました。
展示会場では、プロが演出してくてているので、みんな楽しめると思います。が、その演出をさらに楽しめるようにということで、考古学・歴史ど素人でも、ポンペイ展2022を、120%楽しむ方法をまとめてみました。
小さい子供から、年配の方まで楽しめる展覧会ですし、親子で行くときっと良い思い出になると思います。学校の自由研究の課題としても利用できるかな?
方法は、どれも簡単にできるモノばかりです。よかったら参考にして、ポンペイ展2022を、120%楽しんできてください。
なお、本記事に記載しているポンペイ展公式ウェブサイトはこちらです。
では、はじめます。
前日までに、準備しておくこと
展覧会の前日までに、やったほうがいいことをまとめると以下の通りかな。
- 事前予約は必須!
- ジュニアガイドを見ておく
- NHKアーカイブス関連動画まとめを見ておく
- スマホ版 音声ガイドをダウンロードしておく
では、それぞれ少し補足しますね。
事前予約は必須!
事前予約(日時指定券)は、絶対に買って置くことを、おすすめします…というか必須です。というのも、当日券はあっという間に売り切れ状態になる可能性が、高いからです。
私が行ったときは、3月下旬で学校の春休みに重なったこともあったと思いますが、平日にもかかわらず、昼過ぎには当日券は完売でした。
『せっかくわざわざ遠出してきたのに…』ということになるのは、非常にもったいないです。
事前予約(日時指定券)は、パソコン・スマホからオンライン購入できるのはもちろんですが、コンビニなどからも購入することができます。
くわしくは、ポンペイ展公式ウェブサイトに記載されています。
ジュニアガイドを見ておく
展覧会を見る前に、ぜったい見ておきたいのがポンペイ展公式ウェブサイトにある「ジュニアガイド(PDF)」です。小学校高学年・中学生向けにつくられています。
『ジュニアと名がつくから、大人は見なくても…』というのは、大間違い!
小学生・中学生はもちろんですが、私のような考古学 & ・歴史ど素人な大人にも、ありがたいガイドです。
A4で4ページほどのガイドですが、噴火前のポンペイの山だったり、古代都市ポンペイがどんな街だったのか? 同時代の日本はどんな時代だったのか? モザイク画とは何か? などが、わかりやすく、そして見やすく説明されています。
水道や温泉など社会的インフラが整った古代都市ポンペイが繁栄していた頃、日本は竪穴式住居に暮らしていた弥生時代だった…ということをみて、『ポンペイすごっ!』という感じでした。
大人の方は「ジュニアガイド(PDF)」を見た後に、同じく公式サイトからみれる大人向けの「チラシPDF」を見た方がよいかと思います。
NHKアーカイブス関連動画まとめを見ておく
展覧会を見る前に、絶対見ておきたいもう1つが、ポンペイ展公式ウェブサイトからリンクされているNHKアーカイブス関連動画です。もちろん無料!
1つ数分の動画を10数個みることができます。この動画をみてから、展覧会場で各出品をみると、理解度が120%アップします!
たとえば「ポンペイの宴会料理」の動画をみると、塩付けにした肉をつめた豚の丸焼き、コショウとセロリと松の実とワインとオリーブオイルを混ぜたソース、デザートのプリン(に似たお菓子)などがでてきます。
現代人が見ていても食べたくなるような贅沢料理を、今から2000年前のポンペイの人たちは食べていたのか…とびっくりします。
スマホ版 音声ガイドをダウンロードしておく
スマホの(730円の)展覧会音声ガイドをダウンロードしておくことをおすすめします。(展覧会場で、600円の音声ガイド機を借りる予定の人は不要です。)
音声ガイドがあると、おもしろ度アップ! 理解度アップ! 興奮度アップ! です。
ポンペイ展公式ウェブサイトからダウンロードできます。当日ではなく、前日までにダウンロードしておきましょう。
そうそうイヤホンを忘れずに。会場では、音を出せないので。
当日に、やったほうがいいこと
展覧会の当日に、やったほうがいいことをまとめると以下の通りかな。
- ガイダンスルームで、約10分の映像を見る
- 音声ガイド機を借りる
- 写真撮影
- おみやげ
では、それぞれ少し補足しますね。
ガイダンスルームで、約10分の映像を見る
会場入場前に、ガイダンスルームに入って、約10分のポンペイ展覧会関連映像(ポンペイ遺跡から見る古代文明の魅力)を見ておくと、より一層会場での理解度が深まります。
東京展以外の京都・宮城・福岡でもあると思います。
落ち着いた感じの(文字 & バックミュージックが流れている)映像です。小学生だとちょっと飽きてしまうかもしれないけど…
映像で、ポンペイがどんなところなのかを、確認しておくと、展覧会場での出品物の理解度が深まると思います。
音声ガイド機を借りる
スマホで音声ガイドを持ってこなかった人は、絶対に、1台600円の音声ガイド機を借りましょう! 音声ガイドがあるのとないのとでは、おもしろ度・理解度・興奮度が全然ちがいます。
写真撮影
ポンペイ展では、展示室内の全作品の写真撮影が可能です。なので、他の人の迷惑にならないようにして写真を撮影をしておきましょう。ただし写真は個人利用に限ってのみ利用可能です。
ポンペイ展では美しい出品物が多数あります。スマホの待ち受け画面にしても美しいと思います。デジタルフォトアルバムにするとより美しいいかと。
ちなみに私、現在は「サッフォー」をスマホの待ち受け画面にしています。
朝日新聞記念号外を読む
展示をひととおり見終えたら、会場を後にする前に、会場内に置いてある朝日新聞記念号外を、読みましょう。そして『あっ、そういえば、コレ見ていないなぁ』という品をみつけたら、展示室内に入って見ましょう。
私は、家路についたときに記念号外を読みました。そこで「エメラルドと真珠母貝のネックレス」を見損ねていたことに気がつきました。あとの祭りでした💧
記念号外は、2面しかないので、数分で読むことができます。
なお朝日新聞記念号外は東京以外でも置かれると思います。たぶん。
おみやげ
展覧会最後は、やはり記念のおみやげでしょうか。無理に買うことはないかと思いますが…でもせっかくですし…
ポンペイをイメージした美しいアクセサリーや、猛犬注意のストラップやぬいぐるみなど、記念になるものがいっぱいです。
ちなみに私は、猛犬注意のパスタスナックを購入しました。ワインと一緒に、後日食べる予定です。
見終えた後に…
展覧会を見終えた日、思い出や理解を深めたいときにどうぞ。
- 開催会場の公式サイトを見る
- 記念になるワインを買う
開催会場の公式サイトを見る
開催会場(東京の場合は、東京国立博物館)の公式サイトのブログなどを見ると、理解度がより一層深まると思います。
正直、ポンペイ展を見る前だと、何をかいてあるのか分からなくて、眠くなってしまいます。
ですが、展覧会を見た後だと、見てきた展示品について、理解をより一層深めることができると思います。
「ポンペイの城壁で囲まれた街の広さは、上野公園より少し広いくらい」なんてことも後から知って『えー、そうだったんだぁ!』と、ちょっと得した気分です。
ただ、重要展示品の見落としもしてしまう可能性があるので、展覧会を見る前と後にみる方が、本当はベストだとおもうけど。
ちなみに東京会場だった東京国立博物館の公式サイトのブログはこちら。
記念になるワインを買う
古代ローマ時代、ポンペイのワインがとっても有名だったことを知って「何か記念になるポンペイのワインが欲しい! 飲みたい!!」と思っていたのですが…
ポンペイ展2022東京会場では、おみやげ売り場でワインの販売はしていませんでした。
なので、イタリア食材専門店Etalyへ行って、記念になるワインを買ってから帰路につきました。
もしよかったら、参考にしてください。
最後に…
残念ながら、東京での展示は4月3日までです。
が、これから京都(4月21日~7月3日)、宮城(7月16日~9月25日)、福岡(10月12日~12月4日)と、2022年いっぱい、日本各地で開催されます。
小さい子供から、年配の方まで楽しめる展覧会ですし、親子で行くときっと良い思い出になると思います。学校の自由研究の課題としても利用できるかな?
というわけで、考古学・歴史ど素人でも、ポンペイ展2022を、120%楽しむ方法をまとめてみました。
よかったら参考にしてください。
では、ciao ciao~(=またね~)
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