世界遺産検定受検予定のみなさん、登録基準ってどうやって覚えていますか?
私は、何度も公式テキストを読み返したのですが、どうも覚えられません。
なので、一覧表を作って、公式テキストを読み直してみると、世界遺産の登録基準が自然と頭に入ってくるようになりました。
そんなことから、世界遺産検定の登録基準のわかりやすい覚え方は、登録基準一覧表だと思うようになりました。
よかったら参考にしてください。
登録基準、覚えなくてもいいか…
登録基準がどうも覚えられない。けど、まぁいいか。
世界遺産検定4級合格に向けて、公式テキストを読んでいるのですが、登録基準が覚えることができません。
まぁ、それでも検定試験にでてこなければ、気にしないのですが、「建築技術の価値の登録基準は何番か?」みたいな質問がでていることは、先日、4級の公式問題集をやったときにわかりました。
でも、出題数も少ないから、『捨ててもいいや(← だ、だ、ダメでしょ!) 』と思っていました。
と、勉強を続けていると…
京都・奈良・法隆寺で違う?
世界遺産である「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物群」の登録基準が、それぞれ異なっていることに気がつきました。
関東圏に住み、中学校・高校の修学旅行でしか京都・奈良へ行ったことがない私からすると、同じだと思っていたのですが…
ちなみに登録基準は、以下の通りになります。
- 京都:②文化交流、④建築・科学技術
- 奈良:②文化交流、③文明の証拠、④建築・科学技術、⑥出来事や宗教・芸術
- 法隆寺:①人間がつくった傑作、②文化交流、④建築・科学技術、⑥出来事や宗教・芸術
ということで、何度も読み返したのですが、どうも覚えられません。
う~ん。
一覧表にすると、違いが歴然!
そうだ、一覧表にしてみるか! ということで、作ってみました。なんと「古都京都の文化財」「古都奈良の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物群」の登録基準の違いが歴然です。
②文化交流 と ④建築・科学技術 は、京都・奈良・法隆寺 のすべてで登録基準となっていることがわかります。
しかし、⑥出来事や宗教・芸術 は、奈良 と 法隆寺 だけが登録基準として認められています。
さらに、③文明の証拠は奈良だけ、①人間がつくった傑作は、法隆寺 だけが、登録基準として認められています。
う~む、この違いを調べるのも、面白そうだ。
たとえば、②文化交流 では中国・西アジア・朝鮮半島との文化交流があったこと、④建築・科学技術では神社仏閣の素晴らしい建築があることから、自然と納得できます。
アプリで作成するのが便利
ちなみに一覧表の作成は、パソコンなどでアプリを使って作成するのが便利だと思います。フィルター機能が使えると、比較するときにとっても便利です。
たとえば、登録基準⑩絶滅危惧種の世界遺産も簡単に分かります。
アプリは、とりあえず私の分かる範囲だと以下のものがよいかと、、、
- Excel (有料)
- Googleスプレッドシート(無料)
- Apache OpenOffice(無料)
無料総合オフィスソフトウェア - Apache OpenOffice 日本語プロジェクト
iPhoneだけしか持ってないという人であれば、とりいそぎNumbersアプリでもいいかと。将来的に、iPadとか、PCとかの購入などを検討すればいいかと…
あと、スマホからも見れるようにしておくと、スキマ時間に確認できて、便利だと思います。
そうそう、これが一番大事かと思いますが…登録基準一覧表は、自分でつくることが、覚えることの早道ではないでしょうか。
簡単に作れますし、自分でアレンジすることもできますし。
公式動画の「10分でわかる学習方法」のしめくくりにある「楽しみながら勉強してください」にもつながります!
上級で、登録基準は必須
ちょっと調べてみたところ、検定2級など上級でも、登録基準を覚える必要がありそうです。
一覧表を作って、公式テキストを読み直すと、自然と頭に登録基準が頭に入ってくる感じです。
特に京都・奈良・法隆寺のように一見同じようにみえるけど、実は違うというときに、とってもわかりやすいです。
なので、世界遺産検定の登録基準のわかりやすい覚え方は、登録基準一覧表だと思ってもうちょっと使い込んでみます。
またご報告しますね。
よかったら参考にしてください。
では、ciao ciao~(=またね~)
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