絵画鑑賞ビギナーの管理人です。2017/1/21~4/2まで東京都美術館で開催されている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」へ行ってきました。今日はそこで展示されている絵画で管理人が『持って帰りたいなぁ』……ち、ちがった(;^ω^)、「どれでも好きな絵を持って帰っていいよ」って言われたら持って帰りたいと思うほど『素晴らしい』と直感的に感じたマイベスト3作品をお伝えしますね。
東京都美術館の様子はこちらにまとめてあります。
ぶっちゃけ、ティツィアーノの作品はテレビとか広告とかで見慣れてしまったせいか、あまり感動を覚えず……という感じでした(+_+)。まぁ、イタリア現地の美術館へ行って鑑賞すれば、それも変わってくるのかと思います。なのでいつかはイタリア現地の美術館へ!などと思いつつ……
では、はじめますね。まずマイベストNo1から……
マイベストNo1 レダと白鳥
マイベストNo1は、ティントレットの「レダと白鳥」です。画像がなく、お伝えできないのが残念……とりあえずどんな絵画かは、特設サイトでご覧ください→
レダと白鳥は、ティントレットの作品です。今回の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」で展示されている作品の中では、『素晴らしい』と直感的に感じた管理人マイベストNo1です。上記画像ではイマイチわからないと思いますが、実物の「赤」と「緑」と「白」とのコントラストが、ウットリするほどとってもきれいです。
ところでティントレットさんって誰?っていうアナタはこちらをどうぞ
ティントレット「レダと白鳥」についてはこちらにまとめてあります。
マイベストNo2 カナの婚礼
マイベストNo2は、ヴェロネーゼの甥っ子が描いた模写の「カナの婚礼」です。
Paolo Veronese [Public domain], via Wikimedia Commons
上記の画像は、ヴェロネーゼが描いた作品「カナの婚礼」ですが、「ティツィアーノとヴェネツィア派展」で展示されているのは、残念ながらヴェロネーゼの作品ではありません。ヴェロネーゼの甥っ子が描いた作品(模写)です。まぁ模写で、この出来栄えですから、ヴェロネーゼ作の「カナの婚礼」をみたら、間違いなく管理人マイベストNo1ですかね(‘◇’)ゞ。
音声ガイドでは「ヴェロネーゼの作品は、貴族が宴席を飾る作品として好まれた」と言っていました。その言葉を裏付けるように、管理人の心がワクワクしてくるような感じがします。ヴェロネーゼの作品が人気だった理由がわかります。なんか、眺めていると、気分が楽しくなってくるんです。不思議です。
今回は来日していませんが、ヴェロネーゼの代表作である「レヴィ家の饗宴(きょうえん)」も心がワクワクしてくるような作品です。→レヴィ家の饗宴(きょうえん)
話は「カナの婚礼」に戻ります……この絵には、ヴェネツィア派の3巨匠であるティツィアーノとティントレットとヴェロネーゼとが仲良く、絵に描かれているのがチャームポイントの1つになっています(*´▽`*)。音声ガイドを聞くと誰がどこに描かれているのかが分かりますよ(●^o^●)
ヴェロネーゼって? ティントレットって? ティツィアーノって?人はこちらをご覧ください。
https://ciao-italiano.com/blog/archives/294
https://ciao-italiano.com/blog/archives/121
マイベストNo3 ディアナとエンディミオン
マイベストNo3は、ティントレットの「ディアナとエンディミオン(もしくはウェヌスとアドニス)です。こちらも画像がなく、お伝えできないのが残念……
詳しい説明はこちらをどうぞ
ギリシア神話のお話を描いた作品です。管理人には全体に拡がる神話の世界を彷彿(ほうふつ)させる温かみのあるやわらかい色づかい、現代でも通用するエンディミオン(またはアドニス)の美男子っぷりなどなど、理屈をあげだすといくらでもあります。
とまぁそんなへ理窟は抜きにして……
欲しい!持ち帰りたい!!飾っておきたい!!!
という感情をわかせる作品です。
そうそう再度登場のティントレットさんについてはこちらをどうぞ
まとめ
ということで今日は、4/2まで東京都美術館で開催されている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」で展示されている絵画で管理人が『持って帰りたいなぁ』……ち、ちがった(;^ω^)、「どれでも好きな絵を持って帰っていいよ」って言われたら持って帰りたいと思うほど『素晴らしい』と直感的に感じたマイベスト3作品をお伝えしました。
残りあとわずかですが、みなさんもぜひ鑑賞しにいってマイベストを探してみてください。それでは。
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