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ヴェネツィア物語は、観光初心者&美術ど素人でも使える美術ガイドブック

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今年ヴェネツィア観光を予定しているあなたに、そしてヴェネツィア観光に行った後『ヴェネツィアの美術について知りたい』と思っているあなたにぜひおススメしたいガイドブックが「ヴェネツィア物語」です。

ヴェネツィア物語 著者:塩野七生 宮下規久朗 出版社:新潮社

管理人みたいな美術ど素人にはやさしく、そして美術に興味がある人にとってはより楽しませてくれる美術ガイドブックです。

ヴェネツィア観光をはじめて予定している人ならば、必ずいくであろう「ドゥカーレ宮殿」。その「ドゥカーレ宮殿」にある絵画・彫刻についてふれられています。ドゥカーレ宮殿は写真右側の建物です。

この「ドゥカーレ宮殿」の内部を装飾している絵画たちの作者 ― ティントレット・ヴェロネーゼ」というヴェネツィア派を代表する画家 ― についてどんな芸術家だったのかが、わかるようになっています。

もちろん建築についても触れられています。たとえば管理人が何もわからず写真を撮った、ドゥカーレ宮殿にある「巨人の階段」と両巨人「マルス」「ネプチューン」の説明もあります。

美術に興味がありある程度詳しい人にとっては、ベッリーニ工房、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどのヴェネツィア派を代表する画家たちの絵画が、ヴェネツィアのどこへ行けば見れるのかが、大きなカラー写真と共に載っています。もうたまりませんネ(≧▽≦) 今にもヴェネツィアへ行きたくなってしまう感じです。さらにヴィヴァリーニ工房、ジョルジョーネ、カルパッチョ、ティエポロ、カナレットなどもきちんと紹介されています。

ということで管理人だけでなく、Amazonでもなかなかの評判です。→ヴェネツィア物語 (とんぼの本)

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ヴェネツィア派の巨匠たちの関係がわかる

管理人は近々、東京都美術館で開催されている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」へ行く予定です。まぁ、それまで『ティツィアーノ? ティントレット? ヴェロネーゼ?』といった感じだったのですが、この「ヴェネツィア物語」のおかげでどんな画家だったのかがわかるようになりました。

残念なのは東京都美術館に来ているティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ巨匠たちの絵画は、すべてヴェネツィア外で所有されている絵画なので、「ヴェネツィア物語」には掲載されていないという点でしょうか……。

それでも、それぞれの巨匠がどの時代に生まれ、どのようにかかわっていたのかがちゃんとわかるようになります。→ヴェネツィア物語 (とんぼの本)

まとめ

管理人は、イタリア観光へ行った時には、美術については全く勉強していかなかったので、ちょっと(いやかなり)後悔しています。現地では観光案内してくれる人がいるので、ちゃんと勉強してキーワードさえ頭に入っていれば、『あっ!あれのことか!!!』と思い出せたはず。そしてもっと満喫できたのではないかと(-_-メ)

ということにならないように、時間がある人は、ガイドブック「ヴェネツィア物語」をみながら楽しくお勉強しておくと、ヴェネツィア観光を存分に楽しめること間違いなしです!→ヴェネツィア物語 (とんぼの本)

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