Spätlese に、Prädikatswein に、Qualitätswein 。
以前なら、目が回って、まったく見向きもしなかった、ドイツワインの格付け名称。
が、今や、そんなドイツワインの格付け名称まで、興味をもつようになりました。いや、興味をもつどころか、父のワイン選びに役立っています。
全日本ソムリエ連盟(ANSA)のワイン検定3級合格は、ドイツワイン入門への扉も開いたのかも…
どれを選べば…
父に、2本目のドイツワインをプレゼントすることにしました。とはいえ、どれを選んだらよいのかわかりません。
少し時間をさかのぼります。
約1カ月ほど前、父にドイツのリースリング種で造られた甘口ワイン「クナックアルシュ・リースリング・リープリッヒ」を1本プレゼントしました。
父は「美味しい! 美味しい!」と連呼していました。
『それならば!』と、前回プレゼントしたワイン「クナックアルシュ・リースリング・リープリッヒ」に加えて、少し高めのドイツのリースリング種で造られた甘口ワインを選んで、もう1本追加して、プレゼントすることにしました。
とはいえ、どれを選んだらよいのかわかりません。
シュペトレーゼ? 見覚えが…
というわけで、エノテカオンラインで、探していると「シュペトレーゼ」と見覚えがある名称がついたワインを見つけました。→ クレフ・シュテッフェンスベルク・リースリング・シュペトレーゼ
父が、「美味しい! 美味しい!」と連呼していたワインより、1,000円ほど高い、3,080円です。
ということで、エノテカオンラインで、「クナックアルシュ・リースリング・リープリッヒ」に加えて、少し高めのドイツのリースリング種で造られた甘口ワインの「シュペトレーゼ」と名がついた2本のワインを、注文することにしました。
ん? でも、シュペトレーゼ?? なんだか、どこかで聞いた記憶が… なんだっけなぁ? どこだっけなぁ?
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あっ、ワイン検定3級の公式テキスト「酒仙人直伝 よくわかるワイン」に載っていた、ドイツワインの格付けだ!
ということで、公式テキスト「酒仙人直伝 よくわかるワイン」をペラペラめくってみると、ドイツのワイン法に、「Spätlese」の記載があります。
ワイン法の格付けだっ!
そうそう、Spätlese は、ドイツのワイン法の格付け名称の1つだったっけ!
ワイン検定3級の公式テキスト「酒仙人直伝 よくわかるワイン」をペラペラめくって発見しました。いや、思い出しました(^^ゞ
Spätlese と名乗ることができるワインは、通常に収穫されるブドウよりも、1週間以上遅く収穫された完熟したブドウを使用
したワインだけなのです。
ちなみに収穫を遅くすることによってブドウが完熟するので、果汁糖度があがり、より上質なワインをつくることが可能になります。
と、さらっと、言いましたが、この Spätlese という単語、実はなかなか覚えることができず、苦労しました。
まぁ、ぶっちゃけ、2カ月前のワイン検定3級の受験後は、すっかり忘れていました。
さらに Spätlese 以外にも、なんだか、どこかで見たような文字がならんでいます。
Prädikatswein に、
Qualitätswein か、
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あっ、これもドイツのワイン法の格付けのうちの2つじゃん! と思わず膝を叩きました。
ワイン検定3級の公式テキスト「酒仙人直伝 よくわかるワイン」に載っています。
ドイツワインの格付け
ちなみに、ドイツワインの格付けを格付け順に整理すると、以下のようになります。
- Prädikatswein
以下、収穫時の果汁糖度で6つの格付け- Trockenbeerenauslese
- Eiswein
- Beerenauslese
- Auselese
- Spätlese
- Kabinett
- Qualitätswein
- Land wein
- Deutscher wein
ぶっちゃけ、目が回りそうですよね~。見るのも嫌です。以前の私もそうでした。
でも、ワイン検定3級に合格した今の私は、おもわず「どれどれ~」と、ドイツワイン選びの時には、興味津々で探します。
ドイツワイン選びに役立つ
Spätlese に、Prädikatswein に、Qualitätswein 。
以前なら、目が回って、まったく見向きもしなかった、ドイツワインの格付け名称。
が、今や、そんなドイツワインの格付け名称まで、興味をもつようになりました。いや、興味をもつどころか、父のワイン選びに役立っています。
全日本ソムリエ連盟(ANSA)のワイン検定3級合格は、ドイツワイン入門への扉も開いたのかもしれません。
またご報告していきますね。
では、ciao ciao~(=またね~)
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