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絵画鑑賞 超初心者のティツィアーノ「復活のキリスト」入門

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絵画鑑賞 超初心者の管理人です。今日は、ティツィアーノ「復活のキリスト」入門です。

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『復活って?』なので、イエスの行動を調べてみた

そもそも『復活って?』と思ってしまう管理人ですが、みなさんはどうですか? ということでその謎を解明すべく、イエスの行動を調べてみました。

その行動を調べると、イエスの行動は以下の順になります。そしてティツィアーノ「復活のキリスト」は、その内、7番目の場面を描いていることがわかりました。

  1. 洗礼者ヨハネから、洗礼を受ける。
  2. ガラリヤ(←地名です)で宣教活動開始する。
  3. イエスのもとに、12人の弟子(12使徒)が集まり、従う。
  4. イエスの宣教活動があまりに人気だったため、その人気を恐れた人たちが、イエスの殺害計画をする。
  5. 殺害計画を知ったイエスが、12人の弟子(12使徒)をあつめて「別れの食事会」を行う。有名な「最後の晩餐」。
  6. ゴルゴダ(←地名です)の丘で、十字架刑によってイエスが死ぬ。
  7. イエスが死の3日後に復活。その後40日にわたって地上で「神の国」について教えたのち、昇天する(=天にあげられる)。
  8. 再臨。昇天した(=天にあげられた)イエスが「最後の審判」をし、この世に「神の国」を実現すると信じられる。

管理人は『なるほど、ティツィアーノの復活のキリストは、7番目の「イエスが死の3日後に復活した様子」を描いているんだ』って感じになりましたが、みなさんはどうでしたか?

イタリア観光でも大人気の絵画におけるイエスの行動場面

ティツィアーノから外れてしまいますが、イタリア観光でも大人気スポットとなっている絵画も、上記で説明したイエスの行動の一場面を描いています。

たとえばミラノのマリア・デッレ・グラツィエ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、上記の5番目の「12使徒たとちとの別れの食事会」の場面を描いています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で

またローマの(バチカン市国の)システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「最後の審判」は、上記8番目の「再臨」場面を描いています。

ミケランジェロ・ブオナローティ [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で

まとめ

ということで、絵画鑑賞 超初心者のティツィアーノ「復活のキリスト」入門はいかがでしたか?

日本人にとってキリスト教は知らないことが多いですよね。ただ絵画のどの場面を描いているのか知りたい!となった時には、やっぱりキリスト教についての知識がないと……ということで徐々に覚えていきます。

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