伊検4級の比較的単純な問題である筆記の文法・語彙に、かけられる時間を計算してみました。
すると、1問につき約1分~50秒前後しかないことがわかりました。
なので、少し考えてできないところは、後にまわすなど、テキパキと解答することを意識しないと、時間切れになる可能性があります。
筆記時間、約42~47分
文法・語彙・長文読解をふくめた筆記の時間は、約42~47分となります。← ※2019年秋をのぞく、2022年~2017年の過去問を調べた結果です。
約42~47分と幅がある理由は、リスニングの時間が、回によって約33~38分と異なりるからです。
計算式としては、以下のようになります。
筆記42~47分 = 試験時間80分 – リスニング33~38分
筆記は全37問
伊検4級の筆記問題総数は、(近年は)全部で37問で、(そのうち)文法・語彙は29問になります。
- 筆記:37問(以下、内訳)
- 文法・語彙:29問
- 長文読解:8問
つまり、筆記42~47分 = 文法・語彙:29問にかける時間 + 長文読解:8問にかける時間 ということです。
なので、、、
長文で変わる、文法・語彙の時間
筆記は、長文読解にどれだけ時間をかけるかによって、(比較的単純な問題である)文法・語彙29問にかける時間が決まります。
文法・語彙の時間 = 筆記42~47分 – 長文読解
そして長文読解にかける理想時間は、15分です。
試験中、長文にかける時間は15分程度が妥当でしょう。
この一冊で合格! イタリア語検定4・5級テキスト&問題集 P120
長文読解を理想的な15分で見積もると、筆記42~47分 – 長文読解15分 となるので、、、
長文15分だと、1問を約1分前後で
長文読解が、理想の15分で終えられると見積もると、文法・語彙問題には27~32分使うことができるので、1問を約1分で解いていけばよい計算になります。
- 筆記46分中、長文読解15分だと、文法・語彙には27~32分使えることができて、
- 文法・語彙問題数は、全部で29問なので、
- 27~32分 ÷ 29問 ≒ 55~66秒 となり、
- 約1分前後で、1問を解く
でも、私の場合、正直、長文読解を15分で終えるのはほぼ無理…
これまでの経験上、私は20分は必要になるので、、、
長文20分だと、1問を約50秒前後で
長文読解にかける時間が20分必要と見積もると、文法・語彙問題には22~27分しか使えないので、1問を約50秒前後で解いていかなければいけない計算です。
- 筆記35~42分中、長文読解20分だと、文法・語彙には22~27分使うことができて、
- 文法・語彙問題数は、全部で29問なので、
- 22~27分 ÷ 29問 ≒ 45~55秒 となり、
- 約50秒前後で、1問を解く
ま、ま、まじか(・_・、)
テキパキ解答を意識
というわけで、伊検4・5級の(筆記の)文法・語彙にかけらる時間は、1問につき約1分~50秒前後しかないことがわかりました。テキパキと解答することを意識しないと、時間切れになる可能性があります。
文法・語彙は、「知っているか知らないか」の比較的単純な問題なので、考えてもしょうがない感じもしますが、、、
やってみると、結構考えてしまい、時間がかかります。特に4級の場合は、文の内容を把握しないと、近過去なのか半過去なのか大過去なのかどれを選べばいいのか、解けない問題もあります。
実は、半年前不合格になった伊検4級の試験では、筆記では時間切れ状態でした。
なので、少し考えてできないところは、後にまわすなど、テキパキ答えることを意識しないと、時間切れになる可能性があります。
よかったら参考にしてください。
では、ciao ciao~(=またね~)
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